ポッドキャストを始めました。名前は「UNRAVEL(アンラベル)– 未来をほどくラジオ」。
この2年ほど、ありがたいことにいろんな展示会やセミナーに呼んでいただいて、AIやモビリティ、海外展示会から見える未来の話を、あちこちでしてきました。
でも、ふと思ったんです。 「これは“自分の言葉”じゃないな」と。 誰かに依頼されて、誰かのために話すことは多かったけれど、自分の視点で、自分が本当に感じていることを、自由に語る場所がなかった。
だからこの番組では、あえて肩書きも肩の力も少しだけ置いておいて、いち生活者として、そして一人の未来好きとして、考えていることを話していこうと思います。
UNRAVELという名前に込めたこと
“UNRAVEL”には「ほどく」という意味があります。 絡まった糸を、ゆっくりほどいていくように。複雑な技術や未来の話題を、あわてず丁寧に見つめ直す。
でも、この言葉にはもう一つの意味もあるんです。 それは「壊れていく」。
テクノロジーは社会を前向きに変える力を持つ一方で、ときに壊してしまうものもある。 だからこそ、希望と警戒心、その両方を持った視点で、優しく問い直したい。そんな思いで選んだ名前です。
ちなみにこのタイトル、そしてロゴや色使いまで、全部AIと相談して決めました。
声で伝えるということ
書くことも好きだけど、今回はあえて「声」にこだわりました。 理由はひとつ。
AIが文章もナレーションも生成できるようになった今だからこそ、「人間の声で語ること」の意味をもう一度考えてみたかったんです。
どんなに滑らかなAI音声でも、あのちょっとした間や、言葉に詰まる感じ、意図せず生まれる笑いは真似できない。 その“人間くささ”の中にこそ、これからのメディアの可能性があるんじゃないかと思っています。
広末リサさんとの出会い

一緒に番組を進めていくのは、フリーアナウンサーの広末リサさん。 モビリティ関連のイベントで出会ってから、何度も技術系のセッションでご一緒してきました。
専門用語が飛び交う場でも、リサさんの「ちょっと待って、それってどういうこと?」という素朴な問いが入ると、空気が一気にほどける。
そう、UNRAVELするんです。
これからの配信
番組は「1テーマ4話構成」で進んでいきます。 最初のテーマは…
AIというポケモンを肩に乗せて生きる未来がやってくる
まさかのポケモン論から始まるUNRAVEL。 AIと人間の関係性を、ちょっと違う角度から語ってみます。
未来に不安がある人も、AIに興味がある人も、 ただ「この人たちの話、ちょっと面白いな」と思ってもらえたら嬉しいです。
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